Dr.JANSEN ドクターヤンセン ヨハネス・グーデンベルク というインク
Dr.ヤンセンのヨハネス・グーテンベルクという万年筆インクを紹介します。
Dr.ヤンセン
1982年創業のドイツにあるヤンセン・ハンドメイド・インク工房で、オーナーのフランツ・ヨセフ・ヤンセン博士により、伝統的な古い製法で万年筆用のインクが手作りされています。工房は、自宅の地下にあり、温度、湿度、光などにも万全の配慮が施され、製造されています。ヤンセンのインクには伝統的なインクから現代風のもの、香りのするものまで製造され、歴史的著名人をテーマとしたインクも有名です。
※参考資料
このインクには、ヨハネス・グーデンベルクという名称が付いています。ヤンセンならではの名称で、著名人をテーマとしたインクとなっています。
ヨハネス・グーデンベルクは、
1400年代初頭の人物で印刷に改良を加えた活版印刷技術の発明者として知られた印刷業者とのこと。
そのヨハネス・グーデンベルクをテーマとして作り出されたインクが、このヨハネス・グーデンベルクのナイトブラックです。
このインクは、ナイトブラックですので、基本的には黒のインクではありますが、青が少し入ったようなグレーっぽい黒という感じです。
万年筆の場合、書くときに、書き始め、真ん中、書き終わりにインクの出の違いがあらわれ独特の味があります。
このインクは、まさにその違いが顕著にあらわれるインクです。インク量の少ないところは、グレーに、インク量の多いところは黒に見えるインクになっています。
万年筆のインクは、本当にたくさんあります。たくさんのメーカーから出されていて、それぞれ同じ色のように見えても違いがあり、インクそのものが違います。中には、女性にも人気のラメの入ったカラフルなインクもあります。
最近では、ラミーサファリやペリカンツイストのような手軽な万年筆を複数所有して、それぞれに気に入ったインクを入れて楽しまれる方々も多くいらっしゃいます。
また、インクに取り憑かれてインク瓶だらけとなっている方々もいるとのこと…
まさに、インクそのものがMyBunguとなった状況ですね。
インクはその日の気分を変えてくれたり、アイデアの後押しをしてくれる存在でもあります。
僕自身、Kaweco(カヴェコ)スポーツ5本にそれぞれ違うインクを入れ、常に持ち歩いて使っています。
同じ万年筆ですので、さすがにどの万年筆にどの色が入っているか見分けがつかなくなるので、3mm 白 丸型ラベルにそれぞれのインクを塗り、尻軸に貼り、わかるようにしています。3mmと小さいので、これが意外と目立たなくていいです。
インクは、本当に奥が深いものです。
こだわればこだわるほど色々なインクを使いたくなってきます。そんな中で、必ず自分の好きな色、常に使いたい色と出会えます。
それこそが、MyBunguです。
万年筆を使うなら、カートリッジもいいですが、コンバーターを使って、インクを楽しんでみてください。
インクを吸引することの楽しさ、インクを選ぶ楽しさ、好きなインクと出会う楽しさを感じることができます。
MyBunguとして、インクを楽しんでみるのもいいですよ。