CHROMATIC Gold Twist Action 2 COLOR クロマチック ゴールド ツイストアクション 2 カラー という複合筆記具
CHROMATIC Gold Twist Action 2 COLOR クロマチック ゴールド ツイストアクション 2 カラーを紹介します。
CHROMATIC(クロマチック)というアメリカの名門メーカーのGold Twist Action 2 COLOR(クロマチック ゴールド ツイストアクション 2 カラー)というモデルの複合筆記具です。
CHROMATIC(クロマチック)というメーカーは現在存在しないメーカーで、この2色ボールペンの複合筆記具は1970年代アメリカ製のものです。
CHROMATIC(クロマチック)は、軸をひねることによって2色のボールペンを切り替えて使用できる機構の特許を取得しており、主に2色ボールペンの製造販売を行っていたようです。
当時、老舗名門メーカーのCROSS(クロス)と並ぶアメリカメーカーとしてCHROMATIC(クロマチック)は存在していました。
その証拠にドイツの名門メーカーのMONTBLANC(モンブラン)のOEMとして形状はそのままに『MONTBLANC -chromatic』とクリップにダブルネームで刻印されたボールペンが1975年〜1977年にかけて販売されていました。
クリップには、『PAT. CHROMATIC USA』という刻印がされています。2色ボールペンのツイスト切り替え機構の特許(パテント)があることを物語っています。
デザインは、CROSS(クロス)センチュリーに似たデザインをしており、ゴールドのボディに横ストライプなデザインがエレガントなイメージを醸し出しています。
このCHROMATIC(クロマチック)は、昔のものですので実はリフィルの形状に違いがあります。
現在、黒と赤のリフィルが入っているのですが、ちょうど黒が書けなくなったので黒を抜いてみました。
ご覧のようにかなり長いリフィルで現在市販のリフィルではないサイズです。太さに関しては、4Cリフィルと同じですので4Cリフィルで対応させようと思います。
手元に、三菱鉛筆のジェットストリームの4Cリフィルがあるので使えるように、使えなくなったCHROMATIC(クロマチック)の長いリフィルを加工します。
上からジェットストリームの4Cリフィル、真ん中がCHROMATIC(クロマチック)の予備リフィル、そして下が使えなくなったCHROMATIC(クロマチック)のリフィルを4Cリフィルの長さにカットしたものです。
実は、CHROMATIC(クロマチック)のリフィルは本体のかなり奥まで差し込むようになっているので、この4Cリフィルの長さでカットした残りの部分をCHROMATIC(クロマチック)本体に差し込み、そこにジェットストリーム4Cリフィルを差し込めば完成です。
このように4Cリフィルでの対応が可能になります。
もし、4Cリフィルがごそごそで抜けるようであれば、4Cリフィルの尻をペンチで少しかしめて挿入すれば固定されます。
このように普通に使用ができるようになります。
CHROMATIC(クロマチック)
・長さ:137mm
・径:8mm
・芯:ボールペン黒(ジェットストリーム4Cリフィル)+赤(既存リフィル)
※MADE IN USA
CHROMATIC(クロマチック)は、現在も現役で愛用しているMyBunguです。
今となっては貴重な複合筆記具ではありますが、ネットで見ることも比較的状態のいいものが多く手に入るようです。
問題としてはリフィルが存在しないので少し加工が必要になりますが、難しい作業でもないので問題なく加工できると思います。
CHROMATIC(クロマチック)をお持ちの方は是非とも加工して使ってやってください。今となってはメーカーもなく手に入らないボールペンですので。
永く愛用できるということは素晴らしいことです。
永く使っていると愛着も増し、かけがえのないMyBunguとなります。
人間も体調を崩すと気分がすぐれなくなり本領が発揮できないもの、MyBunguでも同様です。
メンテナンスをしてやればMyBunguとして本領を発揮でまるはずです。
良いアイデアや仕事の効率も良くなるかもしれませんよ。
そんな筆記用具をMyBunguとして永く愛用してみませんか。