ノーマン・ロックウェルがポスターを描いた万年筆

ノーマン・ロックウェル

ノーマン・ロックウェルがポスターを描いた万年筆を紹介します。

皆さんは、ノーマン・ロックウェル(1894年〜1978年)というアーティストをご存知でしょうか。

名前だけではわからない方もいるかと思いますが、昔、ミスタードーナツの箱のイラストにノーマン・ロックウェルのイラストが使用されていましたので、絵を見ると思い出す方も多いと思います。

ノーマン・ロックウェル

こちらがノーマン・ロックウェルの絵です。
ノーマン・ロックウェルの絵は、アメリカのどこにでもあるような風景の1コマを精巧に切り取っています。

アメリカ・ボーイスカウト教会の雑誌などの挿絵を担当することから始まり、やがて『サタデー・イブニング・ポスト』の表紙を47年間担当していたことで有名です。

ノーマン・ロックウェル

こちらが『サタデー・イブニング・ポスト』です。

このような見る人の心をつかむ今風に言えば『あるあるな1コマ』をユーモラスに精巧に描き大衆から支持を得ていきますが、一部の近代美術評論家からは画家とは認められずイラストレーターといわれていました。

ノーマン・ロックウェル

ノーマン・ロックウェルの作品の中では、当時のアメリカの社会問題を痛烈に描いているものもあり、問題を見事に描写することで訴えています。

そんなノーマン・ロックウェルが、名門メーカーであるPARKER(パーカー)万年筆のポスターを描いています。

こちらがそのポスターです。

サンタクロースがプレゼントにパーカーの万年筆(デュオフォールド)を選んでいる様子の絵や、女の子がプレゼントされたパーカーの万年筆(パーカー61)を友達に見せている様子の絵、カップルがお互いに同じパーカーの万年筆(パーカー61)をプレゼントした様子の絵などが描かれています。

左2枚の絵をご覧いただきたいのですが、それぞれ手前が写真で奥がノーマン・ロックウェルの絵となります。

ノーマン・ロックウェルは精巧な描写で有名ですが、描く前には、必ずイメージをモデルに演じてもらい写真撮影を行っていました。

撮影した写真を元に精巧な絵を描いていたんです。中には写真をパーツとし独自に組み合わせて描いたりしているものもあります。

ノーマン・ロックウェルの絵にどこか暖かさや親しみを感じるのは、そうした努力や描写があるからで人物一人一人を丁寧に大切に愛情もって妥協することなくこだわり続けたからだと理解ができます。

ノーマン・ロックウェル

ノーマン・ロックウェルは、パーカーだけでなくコカコーラのポスターも描いています。

ノーマン・ロックウェル

こちらはノーマン・ロックウェルの代表作、『三連自画像』です。鏡に映った自画、キャンパスに描いた自画、自画像を描く自画という3枚の自画が描かれたノーマン・ロックウェルらしいユーモラスな作品です。

ノーマン・ロックウェルは、生涯で2000枚以上の作品を残しましたが、アトリエの火災でその多くを失ったといわれています。

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こちらの絵は『息子の旅立ち』といわれる絵ですが、2006年にオークションにかけられ、17.8億円で落札されました。

ノーマン・ロックウェルは、大変有名な画家ですが、作品が一般大衆に溶け込みすぎて絵を見たことはあるがノーマン・ロックウェル自身を知らなかったという方も多くいると思います。

そんな偉大な画家であるノーマン・ロックウェルがPARKER(パーカー)万年筆のポスターを描いていたんです。

お察しの通り、写真撮影して描いているので、PARKER(パーカー)万年筆を手に取り描いていました。ですのでノーマン・ロックウェルのもとにパーカー61とデュオフォールドという万年筆があったはずです。

ノーマン・ロックウェルは、PARKER(パーカー)の万年筆を愛用していたかもしれませんね。

そんなPARKER(パーカー)万年筆をMyBunguにいかがですか。

 

 

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