MONTBLANC Noblesse Gold No.1947 モンブラン ノブレス 20金張 というボールペン
MONTBLANC Noblesse Gold No.1947 モンブラン ノブレス 20金張を紹介します。
これは、ドイツの名門メーカー MONTBLANC(モンブラン)のノブレスNo.1947という名称のボールペンです。
MONTBLANC(モンブラン)
1906年ドイツ・ハンブルグの銀行家 アルフレッド・ネヘミアス、ベルリンのエンジニア アウグスト・エーベルシュタインらがシンプルな万年筆の製造に着手します。1908年には、ハンブルグの実業家のクラウス・ヨハネス・ フォスが加わり、ハンブルグにSIMPLO FILLER PEN Co.(シンプロフィラーペンカンパニー)を設立。『ハイクラスのゴールド万年筆を創る』をキャッチレーズとしていました。1909年、ペンとモンブラン峰が似ていることから、アルプスの最高峰モンブランとともに筆記具の最高峰を示す名称として『MONTBLANC』が確立。1910年には商標登録を行い、ペンキャップに白いトップを施しMONTBLANCの証として発売されます。1913年に、ペンキャップの白いトップは、現在のトレードマークであるホワイトスターに変更されます。このホワイトスターは、モンブラン山頂を覆う万年雪を表現し、MONTBLANCの最高品質と誇りの証としています。1924年には、今も継承される代表的モデル『マイスターシュテュック』を発売、そのモデルは現在でも販売され不動の地位を誇っています。ペン先などに刻印される『4810』の数字は、最高品質と誇りの証とするモンブラン峰の標高を表しています。
このノブレスというボールペンは、当時のカタログを見ると20金張となっています。今ではメッキという処理を施しますが、当時は張という処理で行われていました。昔のライターなどにもよく20金張はよく見受けられます。
デザインは、とてもシンプルで、上部下部と細くなるデザインは優雅さすら感じられ、モンブラン創業当時のシンプルさの追求を物語っているかのようです。
モンブラン山頂の万年雪を表現したモンブラン最高品質と誇りの証であるホワイトスターマークもしっかりと上部にあります。
ノック部下部、クリップの部分には、『MONTBLANC-NOBLESSE-GERMANY』とドイツ製であることが刻印されています。
MONTBLANC Noblesse Gold No.1947 モンブラン ノブレス
・長さ:139mm
・径:9mm
・種類:ボールペン
・芯:モンブラン専用アダプター BA-MB01 + 0.7mm 4Cリフィル 三菱鉛筆ジェットストリームインク
MONTBLANC-NOBLESSE-GERMANY
※20金張
実は、このノブレスのリフィル(替え芯)は、昔のものですので長く、現行のものは短いのでアダプターが必要になります。(純正のものがあります)
僕は、アシュフォードとファイロファックスの2つのシステム手帳を使用しています。
アシュフォードではKaweco DIA2、ファイロファックスではこのノブレスを使っているので、できればボールペンインクを統一しておきたいという思いがあり、実はリフィルを変更しています。
このリフィルは、モンブランのものではなく、モンブランのボールペンリフィル用のアダプターです。
黒とシルバーのものがそのモンブラン専用のアダプター(BA-MB01)です。
尻に黒いものが付いていますが、それは昔のモンブランの長いリフィルに、現行の短いリフィルを使用するための純正アダプターです。
ボールペンのリフィルには、4Cタイプというものを使います。
元々、三菱鉛筆のJET STREAM(ジェットストリーム)という油性の超・低摩擦ジェットストリームインクを愛用しているので、その0.7mm の4Cリフィルをアダプターにさすことで、モンブランのリフィルとして使用することができます。
このアダプターを使うことで、アシュフォードとファイロファックスと統一して同じボールペンのインクを使用できています。
このノブレスはファイロファックスでフルに活用しておりまして、ウィンチェスターの大切な相棒となっています。
不思議なもので、ボールペンが変わると書くことも億劫になってしまい、楽しんで書けなくなります。MyBunguだからこその状況です。
こうしておさまっているのを見ると落ち着きます。僕はこの景色が本当に好きです。素晴らしい道具は、本当に景色が素晴らしいものです。
MyBunguという自分にとっての唯一の道具は必ず存在します。
今、自分にはそんなものはないと思った方々にも必ず存在するものです。
その理由は、
子供の頃に新しい文房具を買った時の喜びや、使うことの喜びを感じたことが必ずあるからなんです。
その経験があれば、必ずその思いを呼び起こすことができます。
どうすればいいのか…
それは自分の気に入った”唯一の道具(MyBungu)”となる文具を見つけること。
見つけることができれば、当時の思いは必ず蘇ります。
その思いを感じたなら、それはあなたにとっての唯一の道具となるMyBunguなのです。
そんなMyBunguを探してみませんか。
MyBunguとともに過ごすことが楽しくなりますよ。